会員の訳書のご紹介です。
『山よりほかに友はなし マヌス監獄を生きたあるクルド難民の物語』
ベフルーズ・ブチャーニー著/オミド・トフィギアン英訳/明石書店 2024年3月刊
一谷智子会員が監修、監訳をいたしました。
本書については、加藤めぐみ会員による詳細な論考が『南半球評論』に掲載されておりますので、ぜひご参考になさってください。
■「山々よりほかに友なき難民――ベフルーズ・ブーチャーニの難民収容所文学試論1」(『南半球評論』第35号、2019年)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/anzshr/35/0/35_33/_pdf/-char/ja
■「越境する者とされる者――ベフルーズ・ブーチャーニ『山々よりほかに友はない』とフェリシティ・カスターニャ『ノー・モア・ボート』にみる 「境界」への一考察」(『南半球評論』第36号、2020年)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/anzshr/36/0/36_23/_pdf/-char/ja
また、5月2日付の『毎日新聞』(朝刊)の「今週の本棚」に作家の池澤夏樹さんによる本書の書評が掲載されております。
https://mainichi.jp/articles/20240504/ddm/015/070/031000c
なお、本年度の研究大会では、本書の著者と英訳者を招いたオンライン講演を予定しております。詳細はこちらをご覧ください。