オーストラリア・ニュージーランド文学会

オーストラリアおよびニュージーランドの文学や文化に関心を持つ同好の士によって1979年に組織された文学会です。このサイトは、当会の情報拠点として、さまざまなお知らせをしていきます。

研究大会「Katherine Mansfield没後100周年記念--ニュージーランドからヨーロッパへ」予稿集

7月1日開催の研究大会に先立ちまして、予稿集を公開いたします。
各記事のリンクをクリックすると閲覧できます。ぜひご覧ください。

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Katherine Mansfield 没後100周年記念

 ――ニュージーランドからヨーロッパへ 予稿集


【ごあいさつ】
加藤めぐみ(オーストラリア・ニュージーランド文学会会長、明星大学)

【 シンポジウム「キャサリン・マンスフィールド文学 百年の魅力――ひろがりとつながりを再考する」】

「マンスフィールド作品における振り子表象について」          大谷英理果(大分大学)

「マンスフィールドと同時代の作家たち」                               加藤彩雪(大妻女子大学)

「マンスフィールド『人形の家』の階級と闘争」                     畠山研(秋田大学)

【講演】

「静物画的瞬間―キャサリン・マンスフィールドとポスト印象主義をめぐって」 遠藤不比人(成蹊大学)

 

オンライン(Zoom)読書会のお知らせ(7月22日開催)

7月のZoom読書会のお知らせです(6月はお休みです)。
総会のあと、新年度の1回目となります。ぜひ、お気軽にご参加ください。
会員にはメールでご案内済みです。非会員でおためし参加を希望される方は、事務局までメールでご連絡ください。


★2023年7月Zoom読書会★

日時:7月22日(土)15:00-17:00
テキスト:Scary Monsters: A Novel in Two Parts by Michelle de Kretser 2021
範囲:Catapult版の場合:Lili の85ページ "I went to a cafe so that Deb could show me her hair.”  からLyle の43ページ "First thing the next day, I downloaded the Whack-a-Mullah app."の前まで。

Kindle版の場合、位置ナンバー1020〜2023のあたりです。

◆版元のサイト
https://books.catapult.co/books/scary-monsters/
◆Amazon.jp
https://www.amazon.co.jp/Scary-Monsters-Novel-Two-Parts/dp/1646221095

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なお、7月1日には総会と研究大会を開催いたします。
会員にはメールでご案内していますので、ご確認の上、ぜひご参加ください。
研究大会についてはこちらの記事をご覧ください。

研究大会のお知らせ——キャサリン・マンスフィールド没後100周年記念

ANZ文学会研究大会についてご案内申し上げます。
今回はキャサリン・マンスフィールド没後100周年を記念し、日本女子大学との共催で、マンスフィールドをテーマとしたシンポジウムと講演を予定しております。講演につきましては、イギリス滞在中の遠藤不比人教授(成蹊大学)にリモートでご講演いただきます。
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「Katherine Mansfield没後100周年記念--ニュージーランドからヨーロッパへ」

日時: 2023年7月1日(土)14:00〜17:10
場所: 日本女子大学 目白キャンパス 新泉山館(図書館横)2階会議室 (東京都文京区目白台2-8-1)
形態: 会場での対面実施

シンポジウム (14:10-15:40)
「キャサリン・マンスフィールド文学の魅力--広がりとつながりを再考する」
 マンスフィールド作品における振り子表象について…………大谷英理果 大分大学理工学部講師
 マンスフィールドと同時代の作家たち……………加藤彩雪 大妻女子大学比較文化学部専任講師
 マンスフィールド「人形の家」の階級と闘争 ……………畠山研 秋田大学教育文化学部講師

講演 (15:50-17:00)
 「静物画的瞬間——キャサリン・マンスフィールドとポスト印象主義をめぐって」
                      遠藤不比人 成蹊大学文学部教授
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詳細と要旨は以下の画像をご覧ください。PDF版はこちらでご覧になれます。

 

*ANZ文学会会員のみなさま*

同日13時より、同じ会場で2022年度総会が開催されます。こちらもぜひご参加ください。

 




 

『地平線の叙事詩』出版記念フォーラムのお知らせ

「オーストラリア現代文学傑作選」(現代企画室より刊行)の最終巻となる『地平線の叙事詩』出版記念フォーラムが開催されます。作者はマイルズ・フランクリン賞作家のアレクシス・ライト(Alexis Wright)さん、翻訳者は同傑作選の共同代表者である有満保江先生です。対談には池澤夏樹さんが登壇されます。参加費無料、対面とオンラインのハイブリッド形式です。

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『南半球評論』第38号(2022年)が発行されました

 

 当会の学会誌『南半球評論』の最新号が発行されました。

 オセアニア文学の研究者・愛好者からなる小さな会ながら、当誌の発行は1985年の創刊号以来毎年続けており、今号が第38号です。若い研究者の論文も掲載されていますので、ご注目ください。

 紙媒体での発行部数は限られていますが、1年後には電子ジャーナル公開プラットフォーム「J-STAGE」にて公開される予定です。

 

第38号目次

J-STAGE内『南半球評論』のページ

当ウェブサイト内『南半球評論』カテゴリーの記事一覧 

 

オンライン(Zoom)読書会のお知らせ(5月20日開催)

5月のZoom 読書会のお知らせです。
Pearly Gatesを読了し、5月から新しいテキストを読み始めます。
会員にはメールでご案内済みです。非会員で参加を希望される方は、事務局までメールでご連絡ください。

★2023年5月Zoom読書会★
日時:5月20日(土)15:00-17:00
場所:Zoom
テキスト:Scary Monsters: A Novel in Two Parts by Michelle de Kretser 2021
"Lili"の最初から85ページの切れ目、"He could pretend that he was putting it into Minna."まで

Liliの章は、1980年代のフランスで代用教員を務めるアジア系女性の物語です。

books.catapult.co

paperback, Kindle, Audibleいずれのフォーマットでも入手できます。
Amazon.jp
https://www.amazon.co.jp/Scary-Monsters-Novel-Two-Parts/dp/1646221095